オークション代行に注意！ 中古車購入の失敗例②

オークション代行を活用すれば中古車販売店よりも安く中古車を手に入れることが出来るのですが、事故車でも出品されている可能性があるので、オークション代行の業者選びを失敗すると、粗悪な中古車を掴まされてしまうかもしれません。

事故車のみならず、トラブルの多いオークション代行。
オークション代行で中古車を購入した際の失敗事例を紹介します。
事例を知っておくことで失敗を回避できる可能性が高まるので、しっかりと覚えておきましょう。

福岡の中古車をオークション代行で購入した方の事例です。

値段が手ごろで、走行距離も短かったので購入に踏み切ったようですが、手元に届いた中古車を確認してみると、細かい傷がちらほら。
実は福岡は日本でも特に黄砂が多い地域。

黄砂は粒子が細かく、雨に濡れてしまうと泥のように落としにくくなってしまうのです。
こうなってしまっては水では落としきれないので擦って落とすしかないのですが、黄砂はシリカなどの鉱物性の微粒子で硬度が高いので、擦り洗いによって車体を傷つけてしまいます。

だからといって黄砂にまみれた車を放置してしまうと、黄砂に付着している化学物質が溶け、塗装に影響を与えてしまいます。
このような失敗を避けるためには、黄砂が多い地域の中古車を購入しないようにするのが無難でしょう。

「都内」で走られていた車にも十分注意しましょう。
オークション代行で「新車から3年で走行距離は10万キロの中古車」と「新車から3年で走行距離5万キロの中古車」があれば、大体の人が後者を選ぶはずです。

しかし、前者は「地方で乗られていた中古車」、後者は「都内で乗られていた中古車」であるとしたらどうでしょうか。
都内で使用される車は、地方に比べて乗り降りが多いですし、道が混雑しています。
それによって運転席側が傷みますし、ブレーキも劣化してしまいます。
そういったことを知らずに走行距離が短いからと購入し、後々失敗だったと感じるようになってしまった、という事例があります。

他にも海辺を走る車は潮風によって劣化しやすいですし、雪国で使用される融雪剤は車体を弱めてしまいます。
中古車がどういったところで使用されていたのか、という部分は見逃しがちですが、重要なポイントです。

今回の事例のような失敗をしないためにも、車の情報・車の知識をしっかりと身につけている、レベルの高いオークション代行業者に依頼するようにしましょう。