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納車費用、陸送費、輸送費は何が違う?



中古車購入の際によく目にする事となる「納車費用」、「陸送費」、「輸送費」の費用。
どれも似た様な言葉で困惑する方も多いのではないでしょうか。

今回は、これらの費用の意味とその違いについて詳しく紹介していきます。



1.納車費用とは


納車費用は、購入した車を業者が自宅まで届けてくれる際に発生する費用です。
簡単に言えば、納車の際の手間賃やガソリン代の費用にあたります。

大抵の場合は、同一地域の近い距離で自走によって届ける場合に納車費用として扱うので、業者に運搬を頼まず、自分で販売店まで車を取りにいけば納車費用は省けるのです。

ただし、車内クリーニング、洗車、ポリマー加工など納車前の仕上げ費用も納車費用として扱っている業者もあるので、そういった場合は自分で取りにいっても納車費用が発生する事はあります。


2.陸送費とは


陸送費も購入した車を業者が自宅まで自走で送り届ける際に発生する費用であり、一般的には納車費用として扱うのが通例です。

ただ、業者によっては「納車費用」を「陸送費」として名前を変え、納車費用はクリーニングなどの仕上げ費用、陸送費は運搬する際の費用と別出しにして扱う業者もあります。

特に遠方地の業者で中古車を購入した場合で見られ、届けるための手間賃や費用(ガソリン費、高速代、配達した業者が帰る際に発生する費用など)が高額になる場合は、別出しで陸走費として扱われる事が多いです。


3.輸送費について


輸送費についても同じく購入した車を業者が自宅まで自走で送り届ける際に発生する費用です。

ただ、国内のかなりの遠方地の業者や海外の業者などから車を購入する際に、自走ではなくトレーラーや飛行機、船を介して運搬する場合に輸送費と扱われることが多くあります。

また、近くの業者であっても、高級車などをトレーラーなど自走ではない特殊な方法で輸送する場合も輸送費として扱われるようです。

費用は業者によって異なります。
遠方地への配送となると費用はやはり高くなり、距離などにもよりますが例えば東京→大阪に届ける場合は5万円前後は掛かってくるかと考えておいたほうがいいでしょう。

また、トレーラー、飛行機、船など特殊な運搬方法を取る場合は、更に費用も高くなります。
自分で販売店まで車を取りにいけば0円になる場合が多いですが、クリーニングなどの仕上げ費用を1~2万円ほど取る業者もあるようです。
内訳が気になる方は、契約の際によく確認をとっておくと良いでしょう。

このように納車費用、陸送費、輸送費は、業者や運搬の方法によって言葉が使い分けられる事がありますが、根本的な意味は同じです。
どういった名前の費用で扱わなくてはならないという明確なルールはないので、業者によって扱いは異なります。

ただ、名前を変えているだけであり、追加で費用が発生している訳ではありませんのでその点は安心して下さい。
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