代表挨拶

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なぜ今ブームに?クリーンディーゼルの魅力


なぜ今ブームに?クリーンディーゼルの魅力

ディーゼルと言うとかつては「環境に悪い」「うるさい」「遅い」と悪いイメージが浸透していました。
これが今はハイブリッドやEVと並ぶエコカーとしてブームになってきています。

クリーンディーゼルと呼ばれる新世代のディーゼルエンジンは、一体何が良いのかをご紹介していきます。


ディーゼルエンジンとは?


ディーゼルエンジンは、圧縮着火型(燃料を高濃度に圧縮させ爆発させる)のエンジンです。
もともとガソリンエンジンよりCO2排出量が低く燃費も良いエンジンだったわけですが、有害物質を排出することやパワー問題が注視され、国内市場ではネガディブなイメージが定着していました。

そのイメージを払拭するかの如く現れたのが新世代型のディーゼル「クリーンディーゼル」と呼ばれるエンジンです。
クリーンディーゼルではC02排出量や燃費性能はもとより、課題であった有害物質の排出量やパワーの面を大幅に改善。

ガソリン車以上の環境性能燃費性能とガソリン車に匹敵するパワーを兼ね揃える、新世代のエンジンとして現在注目が集まってきています。


環境面のメリット

なぜ今ブームに?クリーンディーゼルの魅力

もともと少なかったCO2排出量を、クリーンディーゼルでは更に削減しているため、CO2排出量はガソリン車より圧倒的に少なくなりました。
地球温暖化対策に一役買う車となります。

また課題であったNOxなど有害物質の排出量もクリーンディーゼルではガソリン車とほぼ変わらない数値まで抑えられているため、CO2排出量が少ない分ガソリン車よりエコな車と言えます。


燃費・コスト面のメリット

なぜ今ブームに?クリーンディーゼルの魅力

クリーンディーゼルはガソリン車より最低でも10~20%は燃費性能が高くなります。
またターボ過給機との相性もよく、ターボ車では更に10~15%燃費性能が良くなってきます。

加えて忘れてはならないのは、燃料が軽油であるという点。
クリーンディーゼルでもこれまでのディーゼルエンジンと同じく軽油を燃料とします。
軽油はレギュラーガソリンより20~30円程度安い価格で安定していますので、こちらも維持コスト面での大きなメリットとなってきます。


走行性


ディーゼルエンジンはもともとパワフルなエンジンではありますが、一般的な乗用車サイズのディーゼルカーではガソリン車よりスピードが乗らないという点が目立っていました。
クリーンディーゼルではこの点が改良され、乗用車であってもガソリン車と同等のパワー、加えてディーゼル独自の加速力を纏ったエンジンとなりました。

また走行時の振動や騒音も過去は問題視されていましたが、こちらもクリーンディーゼルでは改善。 振動、騒音も現在はガソリン車とほぼ変わらない水準を達成しています。


問題点は価格


ガソリン車と比べメリットの多くなったクリーンディーゼルですが、ネックとなるのは価格です。
過去のディーゼルエンジンもガソリン車より高かったわけですが、クリーンディーゼルは問題点の解決のためコストがかかっているため、また一回り高額になってしましました。
今後も価格という点では頭悩まされる部分になってくるでしょう。

このようにクリーンディーゼルでは過去のディーゼルエンジンの問題点が改善され、エコカーと呼ぶに相応しい性能を纏った車になっています。
車両価格は高くなりますが、低燃費性能や軽油利用の点を考えればトータルコストはガソリン車と大差ないでしょう。
ハイブリッドやEVなど選択肢は広がっていますが、今あえてクリーンディーゼルを選んでみるというのもオススメです。
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