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車選びの参考になる「予防安全性能アセスメント」とは

車選びをする際には安全性も大事な要素となってきますが、安全性の一つの基準となるのが「予防安全性能アセスメント」です。
この予防安全性能アセスメントとはどういうものなのか、どうやって活用するのかについてご紹介します。
1.予防安全性能アセスメントとは
自動ブレーキ機能、自動危機回避機能など、近年の車には運転を補助する先進安全技術を搭載した車が増えてきます。
こういった先進安全技術の品質について評価する制度がこの「予防安全性能アセスメント」です。
予防安全性能アセスメントは、国土交通者と(独)自動車事故対策機構によって実施され、 各メーカーの車にテストを実施し、その品質を評価しています。
こういった先進安全技術の品質について評価する制度がこの「予防安全性能アセスメント」です。
予防安全性能アセスメントは、国土交通者と(独)自動車事故対策機構によって実施され、 各メーカーの車にテストを実施し、その品質を評価しています。
2.テストの内容
予防安全性能アセスメントでは以下2つのテストが行われ、先進安全技術の品質を評価しています。
・被害軽減ブレーキテスト
被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の性能を測るテストです。
テスト車を時速10~60km/hで模擬ターゲットに後方から接近させ、被害軽減ブレーキの効き具合をテストします。
被害軽減ブレーキが掛かり衝突を回避出来たか、また衝突した場合どの程度スピードが減速されたかの具合を計り、それに応じて点数を加算します。被害を軽減できるほど点数は高くなります。
・車線はみ出し警報テスト
テスト車を時速60~70km/hで走らせ、テストコースの白線からはみ出した際の警報の鳴り具合をテストします。
こちらも警報の鳴り具合によって点数が加算され、警報が鳴るタイミングが早いほど点数は高くなります。
3.評価制度
被害軽減ブレーキテスト、車線はみ出し警報テスト、2つのテストの合計点数で安全性を評価しています。
合計点数が2点以上の場合・・・先進安全車(ASV)として認定
合計点数が12点以上の場合・・・先進安全車(ASV+)として認定
なお各メーカー各車種の評価結果は以下のWEBサイトにて確認出来ます。
http://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/
4.予防安全性能アセスメントの活用

予防安全性能アセスメントを確認する事で、その車の先進安全技術を客観的に判断出来ます。
特に中古車オークションなどで新旧幅広い車種の中から車を選ぶ場合は、安全性を測る一つの物差しとして活用できます。
ただ予防安全性能アセスメントのテストはシビアですので、例え点数が低かったとしても先進安全技術が全く機能しない車という訳ではないので、その点は誤解しないようにしましょう。
この様に予防安全性能アセスメントは、車選びをする上で注目したい評価制度です。
特に中古車オークションを利用しようとしている方であれば、積極的に活用していきたいところです。