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年間どれくらい? 中古車にかかる維持費ついて


年間どれくらい? 中古車にかかる維持費ついて

車両価格が安く、手軽に購入しやすい中古車ですが、維持費には注意が必要です。
新車と比べて維持費が安くなるとは限らず、時には車両価格以上の費用がかかってしまう事も。 さて中古車(車)の維持にはどの程度の費用が必要になるでしょうか。これについてご紹介いたします。




1.中古車に掛かる税金

車を利用する上で「自動車税」と「自動車重量税」2つの税金を支払わなければなりません。

・自動車税
毎年支払いが発生します。金額は自動車の排気量に基づきます。
1~1.5リッター車であれば39500円/年、3.5~4.0リッター車であれば66500円/年と排気量により幅が大きいです。
※軽自動車の場合、軽自動車税と名称が変わります。個人用軽自動車の場合、一律10800円/年となります。

・重量税
毎年支払いが発生しますが、基本的に車検時に2年分支払います。(重量税を支払わないと車検が通せないため)
金額は車両重量に基づき設定されています。
自家用の場合、車両重量0.5トン毎に5000円ずつ加算されていき、例えば1.5トンの車であれば15000円/年となります。
※軽自動車の場合、3800円/年です。

2.保険料

車を利用する上で、「自賠責保険」と「任意保険」の2つの保険料を支払う必要があります。

・自賠責保険
毎年支払いが発生します。車を利用する全ての方が対象となる強制保険です。
保険料は約15000円/年です。地域や車種により若干変動します。

・任意保険
毎年支払いが発生します。こちらは文字通り、加入が任意になるため外す事も可能です。
保険料は車種、年齢、事故歴、保険の適応範囲などで細かく変動します。
目安として1リッターの乗用車、30歳であれば約35000円/年程度となります。

3.車検費用

車を保有する上で車検を通す必要があり、車検は2年に一度行う事となります。
車検費用は、車種や利用する業者によって変わって来ますが、目安として5万円~15万円程度が相場です。
車検時に修理する箇所が多い場合などは更に金額が上乗せされます。

4.消耗品

エンジンオイル、ブレーキオイル、タイヤ、バッテリー、ワイパーなど消耗品の費用も発生してきます。
消耗品はそれぞれで寿命が異なり使用頻度によっても寿命は変わってきます。
目安としては、最低でも年間換算約3~5万円の出費を考えておくべきでしょう。

5.ガソリン代

車を利用する場合、忘れてならないのがガソリン代です。
ガソリン代は使用頻度、燃費などによって変わってきますが、目安としては最低でも年間5万円程度の出費は考えておくべきでしょう。

6.中古車ほど維持費がかかる?

年間どれくらい? 中古車にかかる維持費ついて

一概に言えませんが、修理やメンテンナンスの頻度が増える、燃費が悪い、車検が切れているなどで最新の新車よりも維持費が高くなる傾向があります。
また車両価格が安いという事で、排気量や車重の大きい中古高級車などを購入してしまうと、税金や保険料で苦しむこともあります。
その点も考慮した上で、中古車の購入を考える事をおすすめします。

車の維持にはこういった数多くの費用が発生してきます。
中古車は車両価格が安いのは魅力ですが、維持費については新車と同じもしくはそれ以上かかることもありますので、トータルで発生する費用を考慮した上で選ぶことをおすすめします。


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