タイプにより違う！ 中古車オークションの種類紹介

中古車オークションといっても、いくつかタイプがありそれぞれで会員数や設備などに違いがあります。

中古車オークションにはどういったタイプのものがあるか、またそれぞれオークションで一体何が違うのかについてご紹介していきます、

中古車オークションとしてまず初めに挙げられるのが「JU系オークション」です。

JU系オークションは、日本中古自動車販売協会連合会(JU)を母体とした中古車オークションであり、JU系オークションに参加しているのは主に中古車販売店です。
JU系オークションは古くからある中古車オークションで、全国規模で展開しております。

特に地方では中古車オークションがJUオークションしかない地域もあり、強い地盤を持っています。
このJU系オークションは会場の数、会員数は多いのがメリットですが、他の中古車オークションに比べ、オークション設備やシステムに出遅れ感があるのが課題となっています。

中古車オークションとして次に挙げられるのが「メーカー系オークション」です。
メーカー系オークションとは、トヨタやホンダなど自動車メーカーが主体となって運営する中古車オークションです。

オークション会場の数はJU系オークションには劣りますが、成約率が高く品質が良いのがこのオークションのメリットです。
オークション参加者は出品側、落札側ともディーラーが多く、ディーラー経由の信頼性ある中古車が出回るため、成約率が高く良質な中古車が入手し易いです。

なお最近はディーラーに限らず一般参加も出来るようになってきています。

中古車オークションとして3つ目に挙げられるのが「中古車オークション専業者」です。
こちらは上記2つのオークションに該当しない中古車オークションです。

企業などが運営しており、「ガリバー」や「USS」といった会社がこの分野では大手です。
この中古車オークション専業者の特徴は、何と言ってもそのシステムです。

インターネットや衛生などを使った革新的なシステム、設備を導入している会社が多く、スピーディな中古車取引が行えます。
また出品数や取引数も多いのもこのオークションの特徴でありメリットです。

オークション業界は、元々はJU系オークションが主体でしたが、現在はメーカー系オークションもしくは中古車オークション専業者の流れに移り変わりつつあります。
特に最近盛況となっているのが中古車オークション専業者であり、参入する会社もオークション参加者も例年増えてきており、活性化しています。

ただJU系オークションもメーカー系オークションもそれぞれの強みを活かしながら進化を試みているため、今後はまた情勢が変わってくるかもしれません。
このように中古車オークションは大きく3タイプに分かれます。

それぞれで特徴は変わってきますので、特徴を理解した上で自分の望む売買スタイルにあった中古車オークションを選ぶことが大切になってきます。