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不正中古車を見分けるための9つの方法


不正中古車を見分けるための9つの方法

中古車の中には意図的に走行メーターを改ざんし、表面上の部品などを交換して、あたかも実際より新しい車と見せかけて販売されているものも多数存在します。
そういった不正中古車を購入すると価格的にもリスクとなる上、事故や故障のトラブルに遭うリスクも増えるので、極力購入は避けたいものですよね?
そこで自分でもできる不正な中古車を見分けるための9つの方法をご紹介していきます。

➀シートの確認


シートは高額なため不正販売している業者でも交換がおろそかになる部分です。
そのためまずはシートのへたり具合、汚れや変色具合をチェックしましょう。
シートがへたれている、乗り心地が悪い、経年劣化で汚れている場合などは、走行距離を重ねた不正車である可能性があります。
特に運転席のシートにはそれが顕著に現れるので、運転席のシートを重点的に確認しましょう。

➁内装の確認


ダッシュボードのプラスチックの劣化具合、天井に使われているプラスチック(もしくは布素材)の劣化具合などをチェックしましょう。
こういった部分も交換がされていないことが多いので、汚れや変色などが走行距離に見合わないほど酷い場合は、不正中古車である可能性があります。

➂ペダルの確認

アクセルペダルやブレーキペダルをチェックします。
ペダルの汚れや変形が酷い、踏み心地に違和感があるという場合は、走行距離を重ねた不正中古車である可能性が高くなります。

➃ハンドルの確認

ハンドルが走行距離に見合わないほど色褪せていたり塗装が剥げていたりすると、不正中古車である可能性が高くなります。
特に純正ハンドルの劣化が激しい場合は注意が必要です。

➄タイミングベルトの確認

不正中古車を見分けるための9つの方法
ボンネットを開けてタイミングベルトをチェックしましょう。
タイミングベルトは一般的に10万キロ前後で交換が必要となります。
走行距離に見合わないほど極度に劣化していたり、逆に極度に新しい場合は、不正中古車である可能性が高くなります。






➅ホイールの確認

タイヤは比較的簡単に交換できますが、ホイールは高額なのでなかなか交換されない部分となっています。
走行距離に見合わないほどキズが多かったり、外枠が破損していたり、ヒビが入っていたりすると、不正中古車である可能性が高くなります。
また余りに状態が酷い場合は、前オーナーが激しい走行をしていた可能性も疑われます。

➆車両売買契約書を確認

車両売買契約書の走行距離欄をチェックしましょう。
走行距離欄に『走行距離‐』もしくは『走行距離不明』と記入されている場合は、メーターを改ざんし走行距離をアバウトにしている可能性が疑われます。

⑧整備記録を確認

前オーナーが几帳面な方であればこれまでの整備記録を取っている場合があります。
もし整備記録が残っていれば整備記録をチェックし、いつから整備が行なわれているかを確認しましょう。
古い整備記録があるにもかかわらず走行距離が明らかに短い場合は、メ-ター改ざんの不正中古車である可能性が疑われます。

⑨修復歴のチェック

メーターの改ざんだけでなく、修復歴(事故歴)を伏せている不正中古車というものもあります。
修復歴の判断は素人では難しいですが、ボンネットやドアといったボディパーツの一部が明らかに真新しくなっている場合や、ドアのネジや金具類が新しくなっている場合は、事故で破損したあとで交換もしくは修復した可能性が疑われます。
また後部トランクルームの内部に不自然な溶接の跡などがあると、ボディ後部をぶつけて修復した可能性が疑われます。

以上が不正中古車の見分け方となりますが、いずれにせよ激しい劣化や不自然な劣化などが見られる中古車というのは、前オーナーの使用方法に問題があるともいえます。
購入前には各部を入念に確認し、劣化があまりに酷い車はできるだけ避けるようにしましょう。

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